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ムラカミ・ウッドワークスについて

カッティングボード

オリジナルデザイン、オリジナルハンドメイドの木の生活道具の工房とお店です。
暮らしを豊かにしてくれる、
カッティングボードやトレイ、カトラリーを中心に販売しています。


屋久島の森の中に佇む木工房

屋久島の山の中の木工小屋で創作活動をしています。
工房の後ろは楠川前岳が聳え立ち、、工房の周りではメジロが飛び交い、春には鶯が鳴いています。 花には日本蜜蜂が蜜を求めてやってきます。
一人でこもって創作するには申し分ない場所です。

屋久島にある木工房
この小屋の中で創作しています。

カッティングボードなど生活道具や木製雑貨

屋久杉の1cmくらいのコモノからカッティングボード、トレイ、お皿、カトラリーなどの生活道具、木製雑貨、その他、時計や子供椅子、スツールなどの小型の家具を中心に制作しています。
大型家具はお客様からご注文を頂いた時に制作しております。


ウォールナット、チェリー、オークを中心に使います。

本当は屋久島の材を使いたいのですが、屋久島材は流通していません。当工房では比較的手に入りやすいオーク、チェリー、ウォールナットを中心に使っています。
少しですが屋久杉や屋久島地杉、屋久島山桜、屋久島のシイの木も使います。
いろんな木で制作していますので作品が揃うと色とりどりで華やかです。


ギャラリーショップで直売しています

工房となりにショップ【木のモノ雑貨店】を併設しました。
ノミで模様をつけたカッティングボードや手カンナでツルツルに仕上げたカッティングボード、山歩きに持っていけるミニ・サイズのカッティングボード、パーティーの時にオードブルを盛り付ける大型のカッティングボードなどさまざなタイプの木製カッティングボードを販売しています。
その他、木製トレイ、木製時計、カトラリー、スツール等あります。
一度手にとってご覧いただければ幸いです。

また、クレジットカードがご利用できます。どうぞご利用ください。

ギャラリーショップ木のモノ雑貨店
木のモノ雑貨店店内はこんな感じです

ウェブ・ショップで全国へお届けします

工房から全国のお客様に直接お届けしたいとの思いから【木のモノ雑貨店オンラインショップ】をオープンしました。
屋久島ショップで販売している商品をインターネットでお買い求めできます。是非ご利用ください。


オーダー制作も承ります

ご来店の際、気に入ったカッティングボードなどが見つからない時は、オーダーメイドでお客さまのお気入りの一品をお作りいたします。お気軽にお問い合わせ下さい。
もちろんウェブ・ショップ内においても思い通りの商品がない場合、お問い合わせくださればオーダーメイドでお作りいたします。


ニホンミツバチの手作り蜜蝋オイルワックス

弊工房では一部の作品の仕上げに自家製オリジナル手作り蜜蝋オイルワックスを使っています。
蜜蝋は工房で飼っている日本ミツバチからいただいたものです。オイルは食用の胡桃油あるいは亜麻仁油、荏胡麻油を使っています。素材的には安全ですので安心してお使いいただけます。

日本ミツバチの巣
美しいミツバチの巣。甘いはちみつの香りがします。




無垢の木で制作した整理タンス


家具はこんなふうに作っています

設計

まず設計をします。手描きデッサンで大体のイメージ図を書ながら完成型を作り上げていきます。
イメージがはっきりできれば設計図を書きます。
ここで正確な寸法を出します。同時に加工方法もここで決定します。

手書きのイメージ図
手描きデッサン

木取り

材木をパーツごとに必要寸法より少し大きめでカットします。
この段階ではまだ荒切りなのでバンドソーや丸のこの出番です。

バンドソーで製材
バンドソーで荒切り。

シーズニング

木取りのあと材を一時寝かせます。
削った所、カットした所をしばらく外気と馴染ませ、
くるいが出るべきところはここであえて狂わせます。
ここで出た狂いは次の工程で取り去ります。


木作り

カットした材料をカンナの削り代分0コンマ数ミリ残し、
部品の仕上がり寸法で精密にカットしたり削ったりします。
手押しカンナで平面を出し、自動カンナで厚みを揃えます。さらにテーブルソーで長さを正確に出します。


墨つけ

出来上がったパーツの部材に加工の目安となる印をつけます。墨つけです。
鉛筆や白柿と呼ばれる刃物状の専用道具、直角を出すスコヤなどを使います。精密、正確な墨付けが必要です。

墨つけ道具一式
墨付け道具。左からスコヤ、白柿、毛引き

加工

加工を施していきます。ノミやノコの出番です。ホゾ穴をあけたり、ホゾを作ったり精密な加工が続きます。
結構時間がかかります。

加工が終わった部材
個々のパーツ

水引き

加工を施したパーツを水を含んだ布などで拭きます。
木に水分を含ませ、加工段階までに木の組織が凹んでしまったところを膨らませます。
この作業はカンナ削りの前段階に必ず行う工程です。
この工程のあとのカンナ削りによって
材の表面を手触りの良い均一な平面にして製品のクォリティーを保つことができます。


カンナ削り

組み立て前に手カンナをかけます。
カンナは新品を買ってきたからといってそのまま使えるものではありません。
新品のカンナを削れるように仕立てるには、
カンナの刃の裏押し、研ぎ、調整、カンナ台の調整、カンナ刃の仕込み等等、
多岐にわたり総合的な技量が試されます。
ですからカンナ削りは木工の醍醐味でもあります。
私にとってカンナ削りは組み立て前の儀式のようなものです。
カンナの刃研ぎ、カンナ台の調整を入念に行ってから削りに入ります。
全身運動になりますので丸1日カンナ削りをすると翌日は相当な筋肉痛になっています。
暑い夏の日は汗が大変です。

ヒノキ材のカンナで削り
かんな掛け

組み立て

家具製作のメインイベント、組み立てです。
歪みが出ないよう確実に直角を出し、組み上げます。決して失敗は許されません。すごく神経を使います。

食器棚の組立の様子です
食器棚の組み立て

調整

最後の手鉋をかけたり、細かい調整や細工を施します。


ウェットサンディング

植物系オイルを塗布しながら細かい番手のサンドペーパーで磨き上げます。
仕上げのグレードによっては、乾燥を待ってこの工程を数回繰り返します。
サンディング、乾燥を待ってさらにサンディング、乾燥、サンディング、、、、
と繰り返しますので思ったより時間と根気が必要です。


完成

弊工房特製のニホンミツバチ蜜蝋オイルワックスを最後に磨き込んで完成です。
ひとつひとつの工程をコツコツと積み上げていった努力が報われる瞬間です。
完成までの長い道のりでした。。。


木製食器棚
木製食器棚




profile

1969年 兵庫県に生まれる。

1991年~2005年 6年間ほど証券会社に勤務したのち、養鶏会社に転職。ヒヨコの世話、育雛を担当。

2005年 津山高等技術専門校にて木工技術を学ぶ。日々木工技術向上を目指し日々研鑽に励む。

2006年 屋久島移住。

2009年頃から機械、道具をコツコツ集めながら木工をほそぼそとはじめる。

2010年夏、木工小屋のセルフビルド開始。12月完成。

2012年春、第2木工小屋のセルフビルド開始。2015年1月完成。

山と渓谷社 屋久島ブック2016に紹介していただきました。